上下がきちんとかみ合っていれば問題ありませんが、何か症状があれば抜歯を必要とする場合もあります。
レントゲン等で診断した結果、神経に近かったり根っこが複雑の場合は口腔外科に紹介する時もあります。
口腔外科・かみ合わせ
口腔外科
当院では名古屋第一赤十字病院(中村日赤)歯科口腔外科及び名古屋掖済会病院 歯科口腔外科と提携しております。
一度診査をした後、専門治療が必要であれば紹介させて頂きます。
親知らず
顎関節症(がくかんせつしょう)
「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靱帯障害、関節円盤障害、変形性関節症などが含まれている。」(日本顎 関節学会「顎関節症の定義」)
簡単に言うと、あごの関節(顎関節)周辺に何らかの異常がある「あごが痛い」「あごが鳴る」「口が開けづらい」などが主な症状である慢性的な疾患で、原因はいくつかあり状態も異なるがまとめて顎関節症と呼ぶ・・・ということです。
噛み合わせ
定期的な検査で正しい噛み合わせを
歯は山と谷が凹凸になって必ず対になっている歯はきちんとかみ合うようになっています。
しかし、歯を抜いたり、不適切な形の冠を歯に被せたりしてかみ合わせが悪いと特定の歯だけに過大な力が加わり、結果的に歯を支えている骨などの歯周組織に大きな負担がかかり、歯が揺れてきてしまいます。
これを咬合性外傷といい、このようなかみ合わせを外傷性咬合といいます。また、咬合が強かったり、歯ぎしり、食いしばりなどが顕著だとさらに悪化しやすくなります。
同じような、かみ合わせでも歯周組織が頑丈な場合は、逆に歯に亀裂が入ったり、割れたりする事もあります。
いずれにしても咬合に問題があると、歯や歯周組織にダメージを与えてしまいます。
咬合が悪いのを自覚していない場合もあるので、定期的なチェックが必要です。